HOME

日野屯所便り
目次  前へ  次へ
新撰組のふるさと歴史館 後編

  

 さて、いよいよ展示見学です。
 入り口を入ってすぐ、ボロボロの隊旗が。正月ドラマを見た今ではよく分かる焦げ痕ですね。最後まで尾関さんが守り抜いた旗。
 余りに大勢の人が来ていたので、ジオラマの写真は撮れなかった。
 歴史資料展示コーナーの入り口右手に日野宿の道中標識?と土方さんの人形。本当によく似ています。現在は近藤局長のもあるらしい。

 この日はオープンということで大勢のボランティアの方がガイドをなさっていた。で、私はというと、ケツカッチンにつき失礼!して大河ドラマのコーナーへ。
 まず入り口からして凝っています!のれんがおまさちゃんの店ので、継ぎが当たっているというのはお分かりですね。私が笑ったのは、箒が逆さに立ててあったこと。これは、私らに早よ去ねということでは、もちろんないと信じております。おばあちゃんの腕組み姿が思い出されるね。お品書きもありました。
 

 ガラスケースの中には土佐勤皇党の血判状。そういえば、坂本さんが一旦破ったんだったよね。右は近藤さんからつねさんへの手紙。この類の文書は誰が書いていたんでしょうね。
   

 はい、三谷さんがトコトン最後まで拘ったコルクです。歴史館ではレプリカを用意して触っても良いようにケースの上に出してありました。太っ腹。で、おかしいのは、ケースの隅の方に、コルクが山盛りあったのよね。近藤さんと土方さんが巾着に入れて持っていたのは、毎回同じものだったとは思いますが・・・。一応砂浜に落ちていた大量のコルクと思っておこう。
 右は、容保公が大事に持っていた偽の黒神の手形付団扇。しかし、綺麗な手形であります。島田さん、いい仕事してます。

 さて、見るものが思わずもらい泣きしてしまいそうな、山南さんのコーナー。鉢金とお位牌(明里の菜の花添え)と、「託す」と言う手紙。確か、坂本さんが見てため息ついたものでしたか。なんだか、こんな風に展示されると、ここに山南さんのお墓でも出来たみたいで切ないですね。
 今回はオープン当日ということで、人が多すぎ!館にとっては嬉しい悲鳴ってところですが、見る方はゆっくり出来ませんので、そろそろ帰るか、とその前に、「L.PRODUCTS」の劇を鑑賞。所々に歴史館展示のことを織り込んだ新撰組もののコメディ劇で、めっちゃ面白かった。舞台と違って狭いし、お客は直ぐ目の前に座っているしで、演舞は大変だったと思います。時間も短めにアレンジしたんだろうけれど、もっと長いバージョンを見たいと思いました。

 2月に入って、一部展示の入れ替えがあったようです。今は斉藤さんが削った人形もあるらしい。土方さんの刀の写真も撮れなかったので、早いトコもう一度行かんといかんゾ。(といいながら、レポートのアップが2月末ってどうよ・・・)
 相変わらず、史料そっちのけのレポートで相すみません。3月には天然理心流の演武をやるらしい。あ、L.PRODUCTSの劇もあるんだ。でも、やっぱり土日なんだよね。行けるかなぁ。見たいなぁ。
 また、次回お楽しみに。(いつ行くんだ・・・?)

新撰組のふるさと歴史館
  〒191-0016 東京都日野市神明4-16-1
  TEL 042-583-5100

▲上へ