日野屯所便り
ひの新撰組まつり 2004
5月8、9日とひの新撰組まつりが開催されました。何ヶ月も前から、この日に行われるパレードに隊士として参加する人を募集しており、3,500円で隊士にしてくれるなら参加してみたいもんだわと思ってはいたのですが、何せ土日。土曜日の隊士コンテストに参加できる人というのにも当てはまらず、やっぱり見るだけになってしまいました。しかもホンのさわり。 |
今年は沖田総司隊、井上源三郎隊は日野市 役所から、土方歳三隊は高幡不動から出発し て、万願寺のフェスタ会場へ集合ということでし た。私は空き時間がわずかしかないため、近 場の高幡不動へ見に行きました。もちろん、こ こに土方隊がいるというのも大きな理由。 | |
| 今年の土方歳三はキリッとした顔立ちの若い女性でした。隊長で、しかもこの日野のスターでもある歳さんは男の人がやるのだろうと思っていたのでびっくりしましたが、役者のような色男といわれた土方歳三ですから、こういう人選もありだなぁと。実行委員の人たちもけっこう粋な計らいをなさる。
かなり緊張していた様子ですが、広報の人に言われていたんでしょうか、見物人のカメラ(私も含めて)がこぞって歳さんに向けられると、どうぞ撮ってくれといわんばかりにポーズをとってくれました。おかげで、人だかりの中でもしっかり撮れました。 |
| | | 高幡不動参道を 駅前広場に向かって行進 | 馬上の土方歳三。 かっこいいです! | 隊長の馬の世話係の黒子 現代はいろいろ大変です |
土方歳三隊の後ろにも次々と部隊が続きますが、一番後方にいたパフォーマンス隊が、パフォーマンス上演?のため広場へ呼ばれて前へ駆けつけるところ。
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| | | パフォーマンス隊の 新撰組隊士 もしかして斉藤さんかも・・・ | 真ん中の、顔が血だらけの人は おそらく原田佐之助 槍持ってます | こちらは幕府軍の鉄砲隊 |
こちらは蝦夷新撰組。なんと後ろに続く軍服に陣羽織の隊士のほとんどは女性でした。 |
| | | 松平容保公ご一行 | 水戸は玉造から参加の 芹沢鴨隊 | 娘子隊の薙刀部隊 大学の薙刀部の方達です 凛々しいですね |
パレードを見ていてびっくりしたのが、女性が6割以上だったこと。土方歳三隊は全員女性でしたし、蝦夷新撰組もほとんど女性。まぁ自分のことを省みても、女の中には大いなる変身願望が常に潜んでいるということでしょうか。それも、強くてカッコイイ男。
さて、駅前広場(というかタクシー乗り場なんですけど)で、パフォーマンスがありまして、官軍と幕府軍(新撰組)の戦いを繰り広げました。 |
| | | 先陣を切って | 敵もさる者 斬られる隊士 | がんがん攻め込みます |
| | | 後方の鉄砲隊の援護射撃 | 押さば引け、引かば押せ | 官軍の鉄砲隊も援護射撃 |
| | | 最後は、新撰組得意の白兵戦。どんどん攻め込み、ばさばさ斬っていきます。 鳥羽伏見とは違って、新撰組の圧勝。勝鬨を上げる隊士達。そして累々と横たわる官軍の屍・・・ |
| | | | このあと土方隊長が音頭をとって一斉に勝鬨を上げました が、初々しい土方さん、1度目は失敗、声が揃わず、進行係 「土方歳三殿、もう一度お願いいたします。」 観客の笑い声が湧きました。 |
ここまで見て、その後仕事に向かったので、この先の行軍の模様は見なかったのですが、職場について間もなく雨が降り出し、夜まで止みませんでした。仕事しながら、今年の隊士はついてないな、と気の毒になりました。高幡不動からフェスタ会場まで歩く間にびしょ濡れになったんじゃないかしらん。ほんと、5月というのにひどい天気で、実行委員も大変だったろうと思います。それでも、そこそこ賑わっていて、なんとなくほっとしました。 |
おまけ パレードの間、アナウンスなどを担当していた 関係者。 裏方さんも変身していたんですね。 みなさま、ご苦労様でした。 | |
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